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協会への引き渡し量が最多 09年度の廃ペットボトル

2009/04/27

環境省

 全国の市町村が2009年度に家庭から収集する使用済みペットボトルのうち過去最多の20万4000トンが、日本容器包装リサイクル協会を通じて国内のリサイクル業者に引き渡される見通しとなった。市町村と協会の引き渡し契約量が08年度より約3割増えている。

 市町村が収集する量が毎年増えていることに加えて、協会を通さずに独自のルートで行ってきた中国向けの輸出などが景気悪化の影響で大幅に減り、協会ルートに戻ってきたのが要因だ。

 協会ルートの引き渡し量は、04年度の19万2000トンをピークに3年連続で減少。ぬいぐるみの原料向けなどの需要が中国で増え廃ペットボトルの価格が上昇、無料で協会に引き渡すよりは、少しでも収入を増やそうと独自ルートで売却する市町村が増えたからだ。

出典:NIKKEI NET

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