不用のブラを回収、固形燃料RPFに 「ワコール ブラ・リサイクル」実施
2011/11/14
環境省
株式会社ワコールは、2008年から取り組みを始めた「ワコール ブラ・リサイクル」を、2012年2月12日「ブラジャーの日」から4月22日「アースデイ」までの間、国内のワコール直営店およびワコール製品を取り扱う下着専門店を中心に合計約800店舗(予定)と、台湾のワコール直営店およびお取引先約500店舗で実施することを発表した。
「ワコール ブラ・リサイクル」は、不用になったブラジャーを回収し、RPFと呼ばれる産業用の固形燃料にリサイクルする企画で、専用の回収袋に入れた不用なブラジャーを店頭で回収する。
過去4回の実施で約44,200名から、約179,200枚(回収重量からの推定枚数))を回収、約17.92トンの産業用固形燃料「RPF」にリサイクルすることができたという。
ワコールの調査では、61%の女性が「ブラジャーを捨てるのにためらいを感じる(躊躇する)」と答えており、ブラジャーが捨てにくい物のひとつであることがうかがえ、このようなことから、ブラジャーを回収・リサイクルする継続的な取り組みとして、2012年も実施するもので、さらに、「今回は、要望に応え他社製を含む全てのブラジャーを回収対象」とした。
専用の回収袋「2012 ブラ・リサイクルバッグ」は、キャンペーンで回収したブラジャーを、産業用固形燃料(RPF)にリサイクルしたものを燃料として使用している製紙会社で作られた紙を使用するなど、更なる環境循環を意識する。
出典:ネットベンチャーニュース