不法投棄許さない 県内一斉パトロール出発/栃木県
2010/06/02
環境省
廃棄物の不法投棄を防止するため、6月の環境月間に合わせて行う県内一斉の不法投棄パトロールの出発式が31日朝、県庁昭和館前で行われ、任務に当たる県内全域の市町職員や監視員ら約150人が臨んだ。
福田富一知事は、パトロール隊とそろいの黄色のジャンパーに身を包み「捨て得は決して許さないという監視の目が不可欠だ」と述べ、野田尚吾県議会議議長とともに激励した。
県廃棄物対策課の渡辺貴史主査が「緑豊かな自然と県民の平穏な生活を守るため不法投棄根絶を目指す」と決意表明した後、先発隊が車両に乗り込み、パトロールに出発した。
式では、監視員として長年の功績が認められた佐野市の増田美津枝さんら6人に福田知事から感謝状が手渡された。
県は6月の不法投棄防止キャンペーンとして、パトロールのほか産業廃棄物運搬車両の検問やヘリコプターによる監視などを行う。
出典:下野新聞