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不法投棄カメラで監視・・・福岡県筑後市

2009/04/21

環境省

 筑後市は相次ぐゴミの不法投棄を抑止しようと、監視カメラの設置に乗り出した。24時間の録画撮影で監視体制を強め、不法投棄を根絶させるのが狙い。すでに監視カメラを導入した自治体では一定の効果が出ているという。

 同市は3月下旬、長年、空き缶や瓦、農作物などが山積みとなっていた同市江口の水路沿いに監視カメラを設置した。強風でゴミが水路内に落ちるなどしており、地元住民の苦情が絶えなかったという。

 市は2007年11月から2か月間、同市久恵の九州自動車道に近い市道沿いに監視カメラを設置して試験運用。当時は草むらにソファや冷蔵庫、布団、空き缶など約200キロのゴミが捨てられていたが、設置後は不法投棄がなくなった。

 こうした結果を受け、市は先月、監視カメラの設置要綱を策定。約130万円でカメラ1台を購入しており、設置場所を変えながら不法投棄が目立つ約30か所を監視していく方針だ。

 市かんきょう課の橋本国光課長は「不法投棄されたゴミの回収にも市の税金が使われている。悪質な不法投棄者を見つけた場合は、警察への告発も検討していきたい」と話す。

 久留米市は02年10月に10台を導入し、耳納連山の山道沿いや広川の河川敷などに設置。それまで月2回の監視パトロールでは効果が上がらなかったが、設置後は不法投棄がなくなり、カメラに映った車のナンバーから不法投棄者を割り出してゴミを回収してもらうことにも成功している。

出典:読売新聞

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