リサイクル拠点:NPO、名古屋・熱田区に開設 資源ごみ回収、不用品販売 /愛知
2010/06/07
環境省
不用品を持ち込んでもらい、再資源化や再利用を図る拠点施設「エコロジーセンターRe☆創庫(りそうこ)」が5日、名古屋市熱田区八番2に開設された。
NPO法人「中部リサイクル運動市民の会」(事務局・名古屋市中区)が運営し、市民団体が行うリサイクルの拠点施設は東海地方でも珍しいという。
古紙や牛乳パック、鍋、古着など11品目の資源ごみを集める常設型の回収拠点「リサイクルステーション」と、持ち込まれた古着や本、食器などを販売する店「Re☆ショップ」を併設する。地域で物を循環させ、ごみの減量につなげる。
市民の会は、市内のスーパー前などで資源ごみを回収し、希望者に不用品を再利用してもらう活動を続け、今回、初めて常設型の拠点を開設した。「誰でも気軽に利用してほしい」と呼び掛けている。
Re☆創庫は、1階建て。「Re☆ショップ」では、ベビー服などの衣類が平均200~300円、本が一冊50円程度。衣類などは寄付という形で持ち込まれ、同会が再資源化に回すか、販売するかを選別する。イベントも行い、地域の人らが集う場所にしていく。
リサイクルステーションは午前9時~午後5時、Re☆ショップは午前11時~午後5時。火曜休み。
出典:毎日新聞社