ごみ1万トン減 黄信号 千葉市、年末まで8000トン減
2011/01/19
環境省
千葉市は十八日から、本年度の焼却ごみを一万トン削減する目標の達成が難しくなったとして、市民に協力を求めるキャンペーンを始めた。
市ごみ減量推進課によると、家庭系と事業系を合わせたごみ量は昨年四~十二月、二十万七千四百四十トンで前年同期比約八千トン減にとどまり、目標達成は困難になった。
このうち家庭系は昨年十一月、前年同期比で約七百トン増加した。ごみ収集日が他の月より多かったことが要因の一つだが、担当者は「減量は二〇〇七年度から行っているため、効果が出にくくなっている」と説明する。
同課の調査では、焼却ごみの約三割が紙類。担当者は「資源化できる雑紙の分別徹底を呼び掛けたい」と話している。
キャンペーンは、十八日の商業施設「ラパーク千城台店」(若葉区)を皮切りに、二月上旬まで計七カ所で行う。
出典:東京新聞