ごみ不法処理 有明沿岸133件 昨年6-11月/福岡
2010/02/10
環境省
県南筑後保健福祉環境事務所は、昨年6月から実施している有明海沿岸の廃棄物不法処理防止パトロールの結果をまとめた。
同11月末までの半年間に、不法焼却85件、不法投棄48件が見つかり、そのうち不法焼却の現場を確認した7件について、厳重注意と文書による指導を行った。
パトロールは、同事務所や県警、柳川、みやま両市などでつくる協議会が主体となり、両市沿岸で計126回実施。ごみの大半は家庭ごみなどの一般廃棄物で、主に漁港や堤防に捨てられたり、燃やされたりしていた。
ごみの不法投棄は漁港の美観を損なうだけでなく、ごみが海に流出して漁場への悪影響も懸念される。不法投棄が後を絶たないため、同事務所は当面の間、パトロールを続ける方針で、悪質な場合には警察に通報することもあるという。
出典:西日本新聞