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ごみリサイクル率 伸び悩み0.1ポイント増

2010/09/16

環境省

今年度目標24%困難

 2008年度に県内で排出された一般ごみのリサイクル率が、前年度比0・1ポイント増の20・7%にとどまったことが、県による市町や行政広域組合への調査でわかった。県は10年度のリサイクル率の目標値を24%に設定しているが、達成は困難な状況だ。県は「市町とも協力し、家庭での分別徹底や、買い物でのエコバッグの推進などを呼びかけていきたい」としている。

 県廃棄物対策課によると、08年度の一般廃棄物の総量は、県庁本館(21階建て)の8・4杯分にあたる35・2万トン(前年度比4・6%減)。4年連続で減少し、10年度の目標を2年早く達成した。

 ただ、このうちプラスチックやアルミなどとして再生利用されたのは7・3万トンで、07年度(7・6万トン)を下回り、リサイクル率は、全国平均(20・3%)こそ上回ったものの、伸び悩んだ。

 県内のリサイクル率は、1998年度の12・8%から、環境意識の高まりや分別収集の推進で05年度には20%台を突破した。県は06年3月、県廃棄物処理計画を策定し、10年度の目標値を24%に設定した。しかし、06年度は20・5%と前年度比0・4ポイントマイナスとなるなど、ここ数年は「足踏み状態」が続いているという。

 改善には、各市町が、現在は埋め立てや焼却しているごみを、新たに資源ごみとして指定する必要があるが、収集コストの面からなかなか進んでいないのが現状という。

 同課は「市町にはできる限り分別品目を細分化してもらうように、県民には分別を徹底してもらうよう働きかけ、リサイクル率を高めたい」としている。

出典:読売新聞

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