「ごみの不法投棄アカン」 和歌山駅前でキャンペーン
2011/06/03
環境省
環境省近畿地方環境事務所と和歌山市は2日、JR和歌山駅前で廃棄物の不法投棄をなくすよう市民らに啓発する不法投棄撲滅キャンペーンを行った。
不法投棄を発生させない環境づくりを強化していく取り組みの一環として、平成19年度から「ごみゼロの日」(5月30日)から「環境の日」(6月5日)を全国ごみ不法投棄監視ウイークと設定。各地で行政、事業者、市民が一体となって監視活動や啓発活動を実施している。
和歌山駅前では近畿地方環境事務所の職員2人、市職員10人、ボランティアの市民ら20人が参加。JRやバスの乗降客、買い物客らに「不法投棄はやめましょう」などと呼びかけながら「警告 ごみの不法投棄 ポイ捨てはアカン」と書いたティッシュペーパー500個、メモ帳1200個を配った。
市産業廃棄物課によると、21年1~12月の廃棄物に関する市の苦情受け付けは537件。家具やテレビ、冷蔵庫、洗濯機など収集した不法投棄物は55・4トンに上る。廃棄物処理法に違反すると、5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金が科せられる。
出典:産経新聞社