職場のごみ山中に不法投棄 兵庫県が男性職員訓告
2013/11/15
ニュース
神戸県民局の男性課長補佐(58)が職場のごみを山中に捨てたとして廃棄物処理法違反容疑で書類送検され、兵庫県が訓告処分にしていたことが14日、神戸新聞社の情報公開請求で分かった。
県によると、課長補佐は3月28日、プラスチック製の空き容器など計約27キロを三田市内の山中に投棄したという。通報を受けた県警が容器に記された内容から県に問い合わせて判明した。
年度末に合わせて不用品整理をした際に出たごみで、課長補佐が処分を申し出て自家用の軽トラックで運び出したという。課長補佐は9月、罰金30万円の略式命令を受けた。
県の調査に対し「事務所の経費節減のため自宅で処分しようとしたが、途中で面倒くさくなった」と話しているという。
県は職場で出た廃棄物の持ち出しを禁止しており、監督責任を問い、所長級の男性職員を厳重注意とした。
出典:神戸新聞