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跡地利用でバイオマス発電断念/県境産廃

2013/11/08

ニュース

 田子町と二戸市にまたがる産廃不法投棄問題で、全量撤去後の跡地利用策として、同町側でバイオマス発電事業を計画していた東急建設(東京)が、事業断念の意向を町に伝えていたことが7日までに、関係者の話で分かった。
 町によると、今月1日、同社担当者2人が町役場を訪れ、山本晴美町長らに断念の意向を伝えた。
 同社側は、不法投棄現場で揮発性有機化合物「1、4ジオキサン」などの地下水浄化対策が現在も課題となっている点を指摘。発電事業予定地に打ち込むパイルの本数や深さなどが地下水処理に影響を与えかねないとし、地盤の条件が厳しいことを断念の理由に挙げた。

出典:デーリー東北新聞社

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