デモ:産廃処分場巡り、組合が中海の環境保全訴え /鳥取
2013/11/04
ニュース
中海周辺で営業再開を準備する産業廃棄物最終処分場を巡り、島根県と事業者を相手に公害調停中の八束中海漁業組合(松江市、渡部謙組合長)は1日午前、中海の水質環境保全を訴えるデモを中海で実施した。
30〜70代の組合員約30人が朝の漁を中止し参加。同市八束町二子の船着き場を出発した漁船約20隻は、「守れラムサール条約」「きれいな中海を汚すな」などの文字が書かれたカラフルなのぼりを立て、対岸の処分場方向へ進んだ。
デモ後、渡部組合長は「自分たちは漁場の水を守りたいだけ。デモで県や事業者に思いが届いてくれれば」と話していた。組合側は今後、独自の水質検査も検討している。
出典:毎日新聞