廃棄物処理会社に特別賞 環境保全貢献など評価
2013/11/01
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佐渡市の廃棄物処理会社「アイマーク環境」は、日本経営士会が経営革新や社会貢献に成果を挙げた企業を表彰する「第4回ビジネス・イノベーション・アワード」の特別賞を受賞した。
環境事業を新規展開した際に、障害者や高齢者などを雇用し、佐渡島の環境保全に貢献していることが評価された。6日に横浜市で表彰式が行われた。
同社の伊藤憲三社長は23日、佐渡市役所を訪れ、金子優副市長に受賞を報告。同社は2007年から、島内の事業所やスーパーなどの協力を得て、使用済みの天ぷら油を年間6万リットル回収し、自社のゴミ収集車の燃料として活用している。
伊藤社長は「さらに再生燃料の用途を広げ、エコの島・佐渡島をアピールしたい」と語った。金子副市長は「継続性のある取り組みと雇用への貢献が重要。受賞はすばらしい」と述べた。
出典:読売新聞