有料ごみ袋に千葉市 ARIGATOU 若者、外国人に込めたメッセージ
2013/10/30
ニュース
「ARIGATOU(ありがとう)」。千葉市は来年二月から始める家庭ごみ収集の有料化で、新しいごみ指定袋にこんな文字をデザインした。
文字には「ごみ分別に関心の少ない若い人や、外国人にもルールを守ってもらえるようメッセージを込めた」(市収集業務課)という。分別収集への協力やごみ処理施設を受け入れた周辺住民への感謝、収集する担当者らへの感謝など、さまざまな意味が込められているようだ。
新しい指定袋は、現在ある可燃ごみ十リットル、二十リットル、三十リットル、四十五リットル、不燃ごみ二十リットルと、今回新たに追加された不燃ごみ十リットルの六種類。一リットル=〇・八円で、販売価格は十枚セット。四十五リットルの場合、現在は一枚約十円で販売されているが、有料化により三十六円と三倍超となる。
市は十二月から全戸に新しい指定袋(試用品)や有料化の仕組みを説明したガイドブックを配布し、周知を呼び掛ける。
新しい指定袋は来年一月四日から、市内のスーパーやコンビニ約六百店で販売する。現在の指定袋は有料化が始まる二月一日から使えなくなる。来年一月から七月までは、現在の指定袋と新しい指定袋を十対一の割合で交換できる。
出典:東京新聞