不法投棄させない! 香美町で環境美化推進隊発足
2013/10/12
ニュース
ごみの不法投棄を防止しようと、兵庫県香美町は10日、「環境美化推進隊」を立ち上げた。散乱ごみの回収や監視活動を通じて啓発を進め、美しい町づくりに取り組む。
町内では夏の観光客が捨てたごみが目立ち、家庭ごみの不法投棄も後を絶たないことから、町を挙げて美化意識を高めるのが狙い。
推進隊は、町臨時職員の守山基晴さん(61)と稲葉栄治さん(64)の2人で構成。町内を週3日巡回する。任期は来年3月まで。町は来年も活動を継続することを検討している。
この日は香住区浦上、香住、加鹿野の3カ所に不法投棄の防止を呼び掛ける看板を設置した。親しみやすいよう、山陰海岸ジオパークをPRする同町のキャラクター「ジオンくん」が見張り番をしているデザインを採用した。
11月には町民参加のクリーンアップキャンペーンも計画している。推進隊の守山さんは「啓発カーは時速20~30キロでパトロールをするので、細かい部分が見えてくると思う。きれいな町をつくるため頑張りたい」と意気込んでいる。
出典:日本海新聞