ごみ処理施設に産廃無断投棄 会社社長、近く逮捕へ 大阪府警
2013/09/30
ニュース
大阪府岬町が運営するごみ処理施設に産業廃棄物を無断で投棄したとして、大阪府警生活環境課が廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、同町からごみの分別業務を委託されていた産廃収集運搬会社「近畿保全サービス」(同町深日)の社長(66)を近く逮捕する方針を固めたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。
同社は昨年6月から、一般粗大ごみの分別業務を町から委託されていた。府警は社長が施設内に立ち入れる立場を悪用し、産廃を一般ごみに紛れ込ませていたとみて実態解明を進める。
捜査関係者によると、社長は同センターのごみの仮置き場に、コンクリート破片や廃プラスチックなどの産廃を無断で投棄した疑いが持たれている。
センターには同町の嘱託職員が勤務しているが、仮置き場には職員を配置していなかった。5月に不法投棄の情報提供があり、府警が6月に同社事務所などを家宅捜索していた。
出典:産経新聞