不法投棄、不正軽油使用を防げ 南あわじで取り締まり
2013/06/30
ニュース
廃棄物の不法投棄と、脱税目的の不正軽油使用を防ごうと、兵庫県と兵庫県警は27日、南あわじ市の県道477号に面した「陸の港西淡」で約1時間半、合同の取り締まりを行った。
不法投棄の監視は、6月の「環境月間」に合わせた措置。廃棄物は広範囲に移動するため、徳島県の神戸淡路鳴門自動車道鳴門インターチェンジ付近でも、同県と徳島県警が実施した。
廃棄物を積んだダンプカーなど5台を検問し、運転手から持ち込み先などを聞き取り、処理過程を確認する管理票や許可証の提示を求めた。管理票を持っていなかったなどとして2台を指導した。
軽油の調査は、非課税の灯油などと混ぜ合わせて脱税する行為の防止が目的。近畿2府4県が6月を強化月間と定めている。この日は、13台のタンクから燃料500ccずつを抜き取った。
分析の結果、不正軽油の使用が判明すれば、課税や罰則を適用する方針。昨年は12台を調べて1台で不正の疑いがあった。
出典:神戸新聞