市内の13事業者と不法投棄監視ネットワークに関する協定を締結しました
2013/04/30
環境省
4月22日(月曜日)、不法投棄の未然防止や早期発見することを目的に、市内の下記13事業者と不法投棄監視ネットワークに関する協定を締結しました。
市の不法投棄の回収件数は、平成24年度で約2万件であり、重さにすると147トンになります。環境パトロールの回数を増やしたことも増加の要因と考えていますが、平成23年度から2倍も増加しており、とても深刻な問題だと考えています。
その一方、市内の事業者の中には、営業活動などで市内各地に回られる際に独自でパトロールを行うなど、不法投棄の監視にご協力いただいています。
調印式の場では、13事業者を代表して糸島農業協同組合の中村組合長が「市民の方が草刈りをしているときに、ポイ捨てされた空き缶でケガをする話をよく聞きます。私たちも空き缶拾いや不法投棄に対する通報など、独自に努力してきました。今後もパトロールを強化して、監視を必要としない社会をめざしたいと思います。」とおっしゃっていました。
今回の協定締結により、協力体制を明確にすることで、これまでのパトロールでは発見できなかった廃棄物の発見と市への通報体制が整い、不法投棄数の減少が期待されます。今回は13事業者での協定になりますが、ご賛同いただける事業者のみなさまは、これを機にどんどん参加して頂きたいと思っています。糸島の環境を次代につなげていくためにも、ぜひご協力をお願いします。
・糸島農業協同組合
・西日本自動車(株)
・福岡昭和タクシー(株)西部事業所
・(有)亜細亜タクシー
・(有)ワーカーズコープタクシー福岡 前原営業所
・(株)環境技研
・(有)糸島環境開発
・(株)二丈環境整備センター
・(有)志摩環境開発
・福岡県土木組合連合会 糸島支部
・グリーンコープ生活協同組合ふくおか 糸島デポ
・エフコープ生活協同組合 糸島支所
・福岡県広域森林組合