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静岡県、産業廃棄物が微減 県の11年度実態調査

2013/04/22

ニュース

 県が16日までにまとめた2011年度の産業廃棄物実態調査によると、総排出量は1141万2千トン、最終処分量は68万4千トンでいずれも前年度に比べて微減だった。「ふじのくに廃棄物減量化計画」の基準年の08年度比では総排出量が5%減、最終処分量が30%減。
 種類別では汚泥(654万8千トン)、がれき類(222万トン)、動物のふん尿(99万8千トン)の3品目が、総排出量の85%を占めた。業種別では製造業が566万5千トン(総排出量の50%)で最多。建設業292万4千トン(同26%)、電気・ガス・水道153万トン(同13%)が続いた。
 一方、11年度の一般ごみの総排出量は133万3千トンで、前年度からは約8千トン減少した。県民1人当たりの1日平均の排出量にすると968グラムで、全国平均(975グラム)を2年連続で下回った。
 県は今後も、廃棄物の減量化に向けた啓発を強化する方針。特に産業廃棄物は「景気が上向き傾向にある中、増加が予想される。事業者への研修会で現状の取り組みを徹底してもらうよう呼び掛けたい」(廃棄物リサイクル課)としている。

出典:静岡新聞

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