家電11年度の不法投棄15%増 地デジ移行の影響
2013/02/07
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環境省は7日、家電リサイクル法で回収が義務付けられているテレビやエアコンなど家電4品目の11年度の不法投棄は、前年度に比べ15・4%増の15万2079台(推計値)だったと発表。
11年7月の地上デジタル放送移行による買い替えが影響し、ブラウン管テレビは26・3%増の12万468台となり、全体の79・2%を占めた。液晶・プラズマテレビは前年度の約2・8倍の1451台で、全体の1・0%。
テレビの不法投棄は、11年7月以降も前年同時期をほぼ上回るペースで推移。環境省は「今後も自治体と連携しながら監視を強め、消費者に適切な処理を呼びかけていく」としている。
出典:共同通信