措置命令:産廃汚水漏出で 松山市、レッグに4回目 /愛媛
2012/12/03
ニュース
松山市は30日、市が水処理施設の管理を行政代執行している産業廃棄物管理型最終処分場(同市菅沢町)を運営する産廃処理会社「レッグ」(米子亀男社長)に対し、汚水などの漏出防止の措置命令を出した。同社への措置命令は4回目。
市の調査で、処分場底部の遮水シートが破れたうえ、地下の農業用水路の天井部が破損していることが判明し、廃棄物や未処理の汚水が水路に流れ込んでいるという。昨年5月に同処分場から灰濁水が流出したことや環境基準を超える有害物質が検出されたことから、同社と米子社長らに来年1月8日までに防止措置に着手するよう命じた。
市廃棄物対策課は「同社が実施する可能性は低いが、市が行政代執行で対策工事に取りかかるまでの段階を踏んだ」と説明している。
出典:毎日新聞