漁網ごみ量に驚嘆
2012/11/15
ニュース
黒岩祐治知事は12日、岩手県洋野町と野田村のがれき置き場を視察した。被災地の漁網ごみの受け入れを表明している黒岩知事は、「何とか期待に応えたい」と述べたが、受け入れ開始時期については、明言を避けた。
この日は、野田村の米田、新山両地区と洋野町八木漁港の3カ所を視察した。野田村のがれきの山を見上げ、改めて「すごい量ですね」と驚嘆していた。
岩手県は両町村で排出された漁網ごみ計2千トンの受け入れを神奈川県に要望している。漁網ごみの集積場所では、網やロープを手にとって岩手県の担当者の説明を聞いた。
視察を終えた黒岩知事は「こんなにたくさんあって処理が難しいというのを痛感した」と述べた。黒岩知事は横須賀市の県の産業廃棄物処分場に埋め立てる計画を表明しており、23日に地元住民への説明会を開き、理解を求める。
出典:朝日新聞