塩谷町有地の産廃不法投棄問題 来月5日に掘削調査 栃木
2012/10/29
ニュース
塩谷町船生の町有地に産業廃棄物が不法投棄されているとして周辺住民らが対策を求めている問題で、同町は25日、周辺住民代表らと会合を持ち、11月5日に町有地を掘削調査して実態を解明する方針を伝え、住民らも了承した。
会合には見形和久町長ら町幹部と「塩谷町の自然を守る会」(斎藤国一代表)のメンバーらが出席。町側から調査日程や調査方法などについて方針が示され、住民らも合意、正式に決定した。
掘削調査は県環境技術協会(宇都宮市)に依頼し、11月5日午前9時半~午後4時ごろに行われる。見形町長、町議、周辺住民のほか県の関係者らも立ち合う予定。5、6メートルほど土砂を掘り、産業廃棄物の有無を確認するほか、土壌の成分を分析することなども検討している。
また、町は町有地に持ち込まれた残土の総量について、推定1万6千立方メートルと初めて明らかにした。
出典:産経新聞