処分場 別の搬入口確保へ 静岡
2012/10/29
ニュース
島田市の最終処分場の入り口が震災がれき受け入れに反対する一部地権者によって封鎖され、焼却灰の搬入ができなくなっている問題で、市は別の搬入口を造成して焼却灰を運び込むことを決めた。29日から造成作業に取りかかる。
市によると、新たな搬入口は最終処分場の裏手に造成する。鉄板のリース料や作業料が毎月約40万円かかり、市は業者と来年末までリース契約を結んだ。作業が完了し、4トントラックが通過できる搬入経路を確保できれば、今月11日から続いていた埋め立てが滞る状態は解消されることになる。岩手県で発生したがれきの受け入れは今月18日から始まっており、市は現在、がれきの交じった家庭ゴミを焼却した灰を、ゴミ処理施設内に仮置きしている。
出典:産経新聞