福島第1原発:茨城の指定廃棄物処分場候補は高萩市
2012/09/27
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福島第1原発事故の影響による放射性物質が含まれる「指定廃棄物」(1キロ当たり8000ベクレル超)について、環境省が26日、茨城県の最終処分場を高萩市に建設することを決め、地元に非公式に伝えた。27日に横光克彦副環境相が橋本昌知事と草間吉夫市長に面会し、正式に説明する。
最終処分場を巡って栃木県では、候補地となった矢板市への事前説明がなかったことに地元が反発し、混乱を招いた。このため今回は提示に先立ち、26日に環境省と茨城県の担当者が高萩市を訪れて概要を説明した。
県によると、県内に保管されている1キロ当たり8000ベクレル超の廃棄物は11市町12カ所に計3113トン。現在環境省が指定しているのは1709トンだが、最終的には全て指定される見込みという。
出典:毎日新聞