汚染廃棄物の処分場、候補地選定ずれ込む県も
2012/09/27
ニュース
東京電力福島第一原発事故で放射性物質に汚染された「指定廃棄物」の最終処分場建設を巡って、横光克彦環境副大臣は26日の記者会見で、茨城や千葉など5県の候補地選定について「工程表では9月中だったが、適地を選定するのが難しく、ずれ込む県もある」と述べた。
環境省によると、指定廃棄物は9都県で4万2575トン(8月3日現在)が発生しており、既存の最終処分場では処理できない栃木、茨城、千葉、群馬、宮城の5県は、国の責任で候補地を選定して建設する。だが、これまで同省が候補地を提示したのは栃木県だけにとどまっている。
出典:読売新聞