産廃処分場施設不備 松山市支出1億円超
2012/09/08
ニュース
ずさんな管理で周辺環境への影響が懸念されている松山市菅沢町の産廃処理会社「レッグ」の最終処分場問題で、市は4日、調査費など本年度の市の支出が1億円を超える見通しだと明らかにした。市議会環境下水委員会で報告した。今後の調査結果次第では対策費など追加の支出が必要となり、総額がさらに膨らむことも予想される。
市は最終処分場の監視井戸から有害物質が検出されたことなどから、6月12日に処分場の水処理施設を行政代執行し、ポンプ設備修理代や本年度末までの施設維持費計約1300万円を支出した。9月市議会には処分場の調査費など計約7300万円を計上した補正予算案の提出を予定している。
出典:愛媛新聞