通報協定:道路・家屋の危険や不法投棄 郵便事業会社米子支店、市と結ぶ /鳥取
2012/09/08
ニュース
集配業務中などに道路の損壊などの異変を発見した場合、米子市に通報することを定めた「市民生活の安全安心に関する協定」が5日、同市と郵便事業会社米子支店の間で締結された。発見・通報内容には危険家屋、ごみの不法投棄も含められており、これら3項目の協定は県内で初めてという。
市管理の道路損壊による車両事故が毎年発生。今年4月には危険家屋対策室を設置したことから、異変をキャッチしやすい郵便事業会社に協力を求めていた。
市役所であった締結式で、同社米子支店の山田晃司支店長は「連日約100人が6万7000カ所を回っている。地域貢献は会社の理念でもあり、発見したらすぐ通報する」と語った。野坂康夫市長は「大変ありがたい」と喜んでいた。
出典:毎日新聞