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青森県、搬入拒否を検討…核燃サイクル撤回なら

2012/09/06

ニュース

 政府・民主党が将来の原子力発電の比率について「原発ゼロ社会を目指す」とする方向で調整に入ったことに絡み、青森県は、核燃料サイクル政策が撤回された場合、海外から返還される高レベル放射性廃棄物の県内搬入を拒否するなどの対応を検討し始めた。

 同県六ヶ所村には核燃料サイクルの拠点の使用済み核燃料再処理工場がある。だが、まだ稼働していないため、国内の原発で生じた使用済み核燃料は、各原発や再処理工場に保管されているほか、一部はフランスや英国で再処理されている。両国の再処理の過程で生じた高レベル放射性廃棄物「ガラス固化体」は、六ヶ所村の貯蔵管理センターで管理される。これまで固化体を1414本受け入れており、今年度も10月以降に英国から28本が返還予定。

 県幹部は、核燃料サイクル政策が中止されれば「核のゴミ」を県内に受け入れる必要はなく、ガラス固化体を運搬する船の接岸拒否のほか、各地の原発から既に運び込まれた使用済み核燃料の返還も検討するとしている。受け入れている使用済み核燃料は約3000トンで貯蔵プールはほぼ満杯に達している。

出典:読売新聞

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