松山の産廃処分場:「レッグ」処分場、市が10月調査へ 公金投入2億円以上に /愛媛
2012/09/01
ニュース
松山市菅沢町の産廃処理会社「レッグ」が運営する管理型産業廃棄物最終処分場について、市は10月からボーリングなどの調査に入る方針を明らかにした。7日開会の9月議会に調査費約5300万円を含む総額19億9000万円の一般会計補正予算案を提案する。
同処分場を巡っては、今年度の排水処理施設の修繕費用1300万円と今後20年間の維持管理費用1億5000万円を市が代執行することが判明しており、今回の調査費も入れて2億円以上の公金が投入されることになった。
市廃棄物対策課によると、調査は市廃棄物処理施設審議会の助言を受けた上で専門業者に委託し、10月から3〜6カ月間で実施。埋められている廃棄物の種類や分布を特定するため、ボーリングをするなどして土壌の構造や劣化状況などを明らかにする。
◇市、匿名での公益通報も受け付け
また、市は市職員倫理条例を「市コンプライアンス条例」と改名し、公益通報制度を条例化した上で、新たに匿名での公益通報を受け付けることにした。通報は外部の弁護士などでつくる審査会で調査し、市長に報告する。来年1月から施行する。
出典:毎日新聞