養鰻場跡に産廃20トン 愛知、不法投棄容疑で5人逮捕
2011/10/01
ニュース
養殖ウナギの名産地、旧一色町(愛知県西尾市)にある養殖場跡地にごみを埋めたとして、県警生活経済課と岡崎署などは29日午前、産業廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、建築解体業「太平興業」(同市吉良町吉田)社長の兼子太平容疑者(64)ら男5人を逮捕した。捜査関係者が明らかにした。
県警への取材では、逮捕容疑は、所有する旧一色町沿岸部の養鰻(ようまん)場の池に今夏、家屋解体で出たがれきなど二十数トンを捨てたとされる。8月の家宅捜索で、地中からごみが見つかったという。
ウナギの養殖池は1~1・5メートルの深さがあり、産廃業者には、穴を掘らずにごみを埋められるメリットがある。
中日新聞