関電、産廃リサイクルの目標達成 碍子くず再利用進む
2011/07/19
環境省
関西電力は、2010年度の産業廃棄物リサイクル率が目標値を0.2ポイント上回る99.7%を達成した。08年度が99.3%、09年度が98.7%と高い数値を維持しつつ、これまで進んでいなかった碍子の再利用技術が確立されたことにより、10年度は99.7%に到達。11年度も引き続き99.5%を目標に、循環型社会の実現に貢献していく。
同社はグループ会社の関電L&A(大阪市、坂上要一社長)、近畿大学と連携し、碍子くずの研磨加工技術を確立。10年度から実践した結果、リサイクル率目標を突破した。現在、碍子くずは、庭の敷石「リ・セラミックス」として、グループのかんでんエルファーム(富山県南砺市、岩崎実社長)が販売している。
出典:電気新聞