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LED電球普及 蛍光灯のリサイクル急増 

2011/06/17

環境省

 使用済み蛍光灯のリサイクル量が急増している。節電需要の高まりに伴い、蛍光灯に替わって、低消費電力と長寿命が特長の発光ダイオード(LED)電球が普及してきたためだ。

 尼崎市の蛍光灯リサイクルの専門業者は処理能力を高めるため、来春、操業時間を延長して対応する考えだ。

 化学メーカー、ダイソー(大阪市)傘下のジェイ・エム・アール(尼崎市)。環境重視でリサイクル率を高めたい企業からの依頼で、再資源化の上工程に当たる破砕や分別作業を行っている。

 それが各地の専門業者に持ち込まれ、蛍光灯用ガラスや自動車エンジン用アルミ合金などへと再資源化される。

 ここ数年、蛍光灯に替わってLED電球が急速に普及。その結果、蛍光灯をリサイクルする処理量は2年前の3~5割ほど増えているという。

 さらに、今回の電力不足問題をきっかけに、流通企業が店内照明を蛍光灯からLED電球に替えるなど、節電対策の流れが加速。関西電力の節電要請もあり、関西でも蛍光灯の処理量が増える見込みのため、ジェイ社は来春の産廃処分業許可証の更新に合わせて、尼崎市に対し24時間操業の申請を行うつもりだ。

出典:神戸新聞

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