東日本大震災3カ月 がれき処理 秋田県など支援協
2011/06/14
ニュース
東日本大震災のがれき処理の支援に向け、県と県産業廃棄物協会は13日、「県災害廃棄物処理支援協議会」を設立した。いまだに国から、がれきの処理について計画や方法、財政措置法が示されていないが、今後、連携して情報収集を行い、スムーズな支援に移行することが狙い。
国の調べ(10日現在)で、がれきの量は宮城県約1600万トン、岩手県約510万トン、福島県約290万トン。破砕や分別を経て再生利用や最終処分することになるが、被災県だけで処理しきれないことから、原発事故を抱える福島県を除き、隣県などに持ち込んでの処理が必要となる。
県の調べ(5月27日現在)によると、がれき処理受け入れの年間量は、6市5事務組合と13社合計で、焼却約4万8300トン、破砕約12万8300トン、埋め立て約13万500トンの最大計30万7100トンとなっている。
出典:産経ニュース