大村の廃棄物処理法違反:「ウイック」の産廃処分業許可、県が取り消す /長崎
2011/06/08
ニュース
県は7日、廃棄物処理法に基づき、大村市の産業廃棄物処理業者「ウイック」(和崎正衛社長)の産廃処分業の許可と処理施設設置許可を6日付で取り消したと発表した。
元市議の和崎社長は、05年12月~06年3月、県から埋め立ての許可を得ていた市内処分場の外に廃プラスチックなど約1万5000立方メートルをみだりに捨てたとして、同法違反の罪に問われ、昨年9月に長崎地裁で懲役3年、罰金500万円の判決を受けた。福岡高裁に即日控訴したが棄却され、今年3月に刑が確定していた。
同法は、役員が禁固以上の刑に処せられた業者の許可を取り消すと規定している。
出典:毎日新聞社