不法投棄パトロール:富士箱根伊豆地域で 3県合同、一斉実施 /山梨
2011/06/06
環境省
山梨、静岡、神奈川3県合同で富士箱根伊豆地域のごみの不法投棄を監視する一斉パトロールが3日実施され、山梨県内では富士北麓(ほくろく)地域で行われた。
一斉パトロールは、06年10月の3県知事サミットでの不法投棄対策に関する連携合意に基づくもの。
北麓地域ではこの日午後1時から、5市町村の職員、県富士・東部林務環境事務所員、富士吉田署員ら28人が2人一組14班に分かれて約3時間かけて、富士五湖畔、富士山吉田口登山道や別荘地域などをパトロールし、9カ所で不法投棄を発見した。
ごみの量は、廃タイヤ、テレビ、洗濯機などの廃家電用品など7・9立方メートルに及んだ。
県環境整備課によると、西桂町、道志村を含めた北麓地域の不法投棄場所と投棄量は、監視パトールやNPO法人の活動などで年々減っており、10年度は、不法投棄のごみを31カ所で42トンを撤去した。
投棄物のうち、地上デジタル放送への移行に伴ってテレビの不法投棄台数が増え、北麓地域では09年度144台だったが、10年度は155台になっている。
出典:毎日新聞