震災ごみ置き場に廃油 不法投棄容疑 塗装会社を書類送検 宮城
2011/06/03
ニュース
震災ごみの仮置き場に産業廃棄物の廃油を投棄したとして、県警災害警備本部などは1日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の容疑で仙台市若林区の塗装会社と男性社員2人を書類送検した。
社員は「津波で事務所が冠水したので、早く移転したかった」と容疑を認めているという。
送検容疑は3月下旬、若林区今泉の震災一般廃棄物の仮置き場に、引火性の廃油17缶(重さ計約127キロ)を捨てた疑い。
社員2人はトラックで水につかった事務机やいすなどとともに、合計100缶ほどの廃油を持ち込んだ。
3月26日午後、この仮置き場でぼやが発生し、仮置き場が閉鎖される事態になった。県警や消防が調べたところ容疑が発覚した。
出典:産経ニュース