「額田豆腐の高橋屋」、廃棄物を肥料と不法投棄
2011/06/03
ニュース
愛知県警岡崎署は31日、岡崎市外山町、豆腐製造会社「高橋屋」社長、高橋正人(54)、豊田市前山町、同社アルバイト従業員嘉藤治夫(49)の両容疑者を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。
発表によると、高橋容疑者らは4月10日頃、店から約400メートル離れた同社所有の山林に、豆腐製造の過程で出た豆腐くずやプラスチック容器の燃えかすなど計220キロを埋め立て、許可を得ずに産業廃棄物を捨てた疑い。
高橋容疑者は、埋めた事実は認めているが、「肥料にするために埋めた」と話しているという。同署は、過去7年間で70トンを超える量の豆腐くずなどが山林に埋められていたとみている。
同社は「額田豆腐の高橋屋」として知られ、インターネットのグルメコーナーなどにも掲載されている。同社のホームページでは、創業は明治元年で、現在は6代目と記載している。
出典:読売新聞