山間部などの不法投棄調査/高松市がパトロール
2011/05/31
環境省
全国ごみ不法投棄監視ウイーク(30日~6月5日)に合わせ、高松市は30日、山間部などに不法投棄されたごみのパトロール調査を開始した。6月3日まで重点地区を中心に市内を巡回し、県警や住民らと協力してごみの回収や監視活動を行う。
不法投棄の調査は、ごみの減量化を推進するため環境省が呼び掛けている「ごみゼロの日(5月30日)」に市などが毎年開催。市内の不法投棄に関する書類送検件数は、2009年が計17件、10年が計34件などとなっている。
この日は、市職員や地域のボランティアら約50人が参加し、同市木太町の市環境業務センターで出発式を開催。式後、2班に分かれて屋島、鬼無両地区をパトロールした。
屋島地区では、屋島の麓を周回する県道沿いの竹やぶなどに入り、じゅうたんや解体されたベッド、生活ごみなどを回収。ごみから投棄者の特定につながる手掛かりを探し出していた。
期間中は市内の重点地区7コースを巡回するほか、6月1日はヘリコプターで空からの監視、3日は海上から海岸線や島しょ部を調査する。
出典:四国新聞社