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境川処分場 一般産廃物に限定

2011/05/27

環境省

 ■首長ら戸惑いも 県が市町村側に説明

 当初の産業廃棄物計画を凍結し、笛吹市境川町の処分場を一般廃棄物に限定したことを受け、県は25日、市町村長らを集めた説明会を甲府市内で開いた。処分場隣接地にごみ焼却施設を計画している自治体からは、県の計画変更による影響を心配する意見が出た。

 横内正明知事は会議の冒頭で、北杜市明野町の産廃処分場の赤字が47億円に膨らむ見通しや、境川処分場を、全市町村からの一般廃棄物受け入れに限定する方針を説明したうえで、「市町村が円滑に検討を進められるよう、必要な情報は提供したい」と伝えた。

 意見交換では、境川処分場の隣接地にごみ焼却施設を計画している笛吹市の荻野正直市長が「戸惑っている。あとには引き下がれないのだから、最終的に県がすべて責任を持つと言ってほしい」と、焼却炉建設への影響に懸念を示した。

 明野処分場がある北杜市の担当者は、漏水検知システムが作動して搬入が中止されているため、システム作動の原因究明を早急に進めるよう県に求めた。

 一方で、処分場そのものの必要性に異論は出なかった。甲府市の宮島雅展市長は会議後、県内に一般廃棄物処分場がないことを指摘したうえで、「早めに処分場をつくるため、忌憚(き・たん)ない意見を言いながらまとめていかなければならない」と話した。

 また、県産業廃棄物協会の総会が同日あり、県森林環境部の中楯幸雄部長が境川処分場での産廃受け入れを凍結する方針を説明し、「苦渋の選択だった」などと述べ、理解を求めた。

出典:asahi.com

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