地震ゴミを不法焼却 解体業者を捜索 宮城県警
2011/04/27
ニュース
東日本大震災で倒壊した家屋から出たプラスチック材などの産業廃棄物を不法に投棄したとして、宮城県警白石署は26日、産業廃棄物処理法違反の疑いで、同市内の建設解体業者「サンダイ工業」や、同社役員の男(56)宅などを捜索した。
男は「自分がやった」と容疑を認めているといい、近く同容疑で書類送検する方針。
同署によると、男は15日夕、自宅のある同市近くの空き地で、段ボール10箱分のプラスチック材などの産業廃棄物を焼却。不法に投棄した疑いがもたれている。プラスチック材は、東日本大震災で倒壊した同市内の知人宅から出たもので、解体を依頼されていたという。
同日、近所の住民から「空き地でゴミが燃えている」と通報があり、同署が捜査していた。
出典:産経ニュース