無許可で廃棄物処分を委受託 内装工事会社社長ら逮捕 千葉
2011/04/14
ニュース
内装工事で出た産業廃棄物の処分を無許可の業者に委託したとして、千葉県警環境犯罪課と千葉南署は13日、廃棄物処理法違反容疑で、内装工事会社社長、森山翔容疑者(41)=東京都豊島区東池袋=と受託した中国籍の自動車部品輸出業、張影容疑者(40)=千葉市稲毛区園生町=を逮捕した。
同課によると、いずれも任意捜査の段階では容疑を認めていたが、逮捕後は2人とも「処分業の許可が必要とは知らなかった」などと容疑を否認。同課は処分費用を浮かせるため、安価で張容疑者に処分を依頼していたとみて調べている。
逮捕容疑は昨年4月1日から11月28日までの間、都内などのマンション10カ所の内装工事で出たがれきなど計約85立方メートルを15回にわたって、産廃処分業の許可を持っていない張容疑者に委託したなどとしている。
同課によると、張容疑者は千葉市緑区の解体作業所内に廃棄物を無断で投棄していたという。
出典:産経ニュース