羽地ダム上流ごみ2・5トン撤去
2011/03/31
ニュース
【名護】県内に水道水を供給する市の羽地ダム周辺に不法投棄が増加している問題で、市と北部ダム統合管理事務所は23日、ダム上流に捨てられた家庭ごみや粗大ごみなどを撤去した。
同ダム周辺の不法投棄を防ぐため、行政や地域住民ら関係機関が連携する「羽地ダム環境ネットワーク協議会」の調査を基に、約20人が作業を実施。家庭ごみやガラス、古タイヤのほか、テレビや冷蔵庫などを撤去した。この日は5カ所で計2・5トンのごみが回収された。
羽地ダム管理支所の下地朝治支所長は「思ったよりも量が多かった。水道水や農業用水に使われており、いろいろな場所に影響する恐れがある。不法投棄は絶対にやめてほしい」と話した。
同支所によると、約50カ所で不法投棄が確認されており、今後も協議会で対策を話し合いながら、ごみの撤去を進める方針。
出典:沖縄タイムス