ごみ収集に影響 バス会社便数減 【埼玉】
2011/03/16
ニュース
県内では、自治体のごみ収集作業にも影響が出始めている。
さいたま市では、機械式塵芥(じんかい)車(パッカー車)が直営・委託合わせて約三百三十台が稼働。燃料の軽油や天然ガスの入手が震災後、難しくなっている。
市は県石油業協同組合へ緊急車両と同様の優先供給を要請したが、見通しが立たないという。道路の渋滞や停電による信号消灯で、作業が遅れ始めている。
ガソリン不足で県内のバス各社が減便を決定。西武は通常の半分、東武と国際興業は休日ダイヤとする。
千葉県市原市の製油所火災などの影響で、各社は燃料の軽油確保に苦慮。「計画停電が続けば、さらに減便を強いられる」としている。計画停電による渋滞も激しく「遅延対策も課題」という。
出典:東京新聞