県産廃処分場計画:74億円で落札業者決定 /鹿児島
2010/10/08
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県が薩摩川内市川永野地区で進める産業廃棄物管理型最終処分場建設計画で、実施主体の県環境整備公社(理事長=山田裕章副知事)は5日、落札業者を大手ゼネコンと地元業者などで構成する「大成・植村・田島・クボタ特定建設工事共同企業体」に決めた。
落札額は74億円。来年4月着工、13年5月末完成を目指す。
9月6日の入札には三つの共同企業体(JV)が参加。予定価格は94億4401万円で、落札JVは入札価格で2位だったが技術審査が1位で、総合点で選ばれた。
技術審査は総合評価技術委員会(平田登基男委員長)が3JVの提案について、廃棄物からしみ出た浸出水の処理方法▽漏れを防ぐための遮水システム▽屋根の構造など18項目を比較。平田委員長は落札JVの提案を「五重の遮水工を備え、漏水検知システムも完備され、公社の要求水準を上回る内容」と評価した。
出典:毎日新聞社