無許可で産廃処理受託した岐阜の業者逮捕
2010/08/21
ニュース
岐阜県多治見市の弁護士が産業廃棄物を扱う許可を得ていない解体業者に廃タイルの処理を依頼していたとされる問題で、岐阜県警生活環境課は20日、廃棄物処理法違反(受託禁止)の疑いで、同県恵那市長島町、解体業山中高治容疑者(59)を逮捕した。
逮捕容疑は、07年5月、県から産業廃棄物処分業の許可を受けていないのに、破産したタイル製造会社の破産管財人を務めていた尾関恵一弁護士(66)から廃タイル約470トンなどの処分を依頼され、1050万円で請け負った疑い。
県警によると、山中容疑者は「廃タイルを受け取ったが、産業廃棄物として処分は依頼されていない」と容疑を否認している。
県は5月、同法違反容疑で山中容疑者と尾関弁護士を告発。県警が山中容疑者の会社敷地などを家宅捜索していた。
出典:中日新聞