横須賀の爆発事故 工場長ら書類送検
2010/07/03
ニュース
横須賀市内川の産業廃棄物処理業「アール・アール・シー」の工場内の焼却炉で昨年10月、爆発が起き、作業員2人が重軽傷を負った事故で、県警捜査1課は1日、いずれも同市内に住む男性工場長(39)と、主任だった男性社員(38)を業務上過失傷害容疑で横浜地検横須賀支部に書類送検した。
発表によると、工場長らは昨年10月3日午前、焼却炉に産廃を送り込むパイプ内のスクリューの修理を、関連会社から派遣された男性作業員2人にさせた際、安全のための注意義務を怠り、焼却炉を稼働させた状態で修理するよう指示した疑い。
稼働を止めなかったため、焼却炉内に空気が流入し、焼却で発生したガスと混ざって爆発し、2人は重軽傷を負ったとしている。
出典:読売新聞