空き地に注射器65本 不法投棄か、針付きも
2010/06/18
ニュース
伊賀市音羽の市道沿いの空き地に、注射器65本が捨てられているのが見つかった。
中には針が付いたままのものもあり、市の通報を受けた伊賀署は16日、悪質な不法投棄とみて捜査を始めた。
注射器が見つかったのは13日午前11時ごろ。市道沿いの空き地を草刈りしていた地区の住民が、ビニール袋に入った注射器に気付いた。
65本のうち16本は長さ3・5センチから4センチの針が付いたままだった。
現場は人通りの少ない山間部。住民によると、2年前にも現場近くで注射器200本が見つかっている。音羽区長の稲住幸弘さん(69)は「業者が車で来て捨てたのでは。子どもが触ったらけがや感染の恐れがある」と憤る。
そばには「不法投棄禁止」の看板も立っていた。
市清掃事業課によると、昨年度は市内で約13トンの不法投棄ごみを回収。家電や廃タイヤが多いが、まれに医療器具や消火器なども見つかるという。
現在、各支所ごとに週1回の環境パトロールを実施し、悪質な場合は警察に通報している。
出典:中日新聞