清掃作業の廃液を川に流す、廃棄物処理法違反の疑いでメンテナンス業者など送検/横浜
2010/06/04
ニュース
清掃作業で出た廃液を川に流したとして、港南署は3日、廃棄物処理法違反の疑いで、元請けのメンテナンス会社(岐阜県多治見市)と、孫請け会社の従業員の男(36)=横浜市南区=を書類送検した。
送検容疑は、3月19日午前2時50分ごろから同3時20分ごろまでの間、同市港南区下永谷の大型量販店で床の清掃作業をし、床のワックスをはく離剤ではがした際に出た廃アルカリと廃油の混合廃液約75リットルを、同店敷地内の雨水管を通して同区を流れる平戸永谷川に流した、としている。
同署によると本来、廃液は凝固させるなどして産業廃棄物として処分しなければならなかったといい、男は「手っ取り早く処分したかったので流した」などと供述、容疑を認めているという。
同日午前9時ごろ、「川が白濁している」と同署に通報があり、市環境創造局などと調べていた。
出典:カナロコ