爆発事故:廃棄物処理施設でボンベ--多治見市 /岐阜
2010/06/02
ニュース
多治見市は31日、同市三の倉町の廃棄物処理施設「三の倉センター」内のリサイクルプラザにある高速回転式破砕機で28日に小爆発があり、爆風を逃がすためのフードが破損したほか、近くの駐車場に止めてあった臨時職員の乗用車のフロントガラスが飛散した金属片で傷ついたと発表した。
けが人はなかった。被害総額は約32万円。同施設での爆発事故は初めてという。
同市によると、28日午後2時ごろ、ガスが残った状態でつぶされたカセットボンベのガスに圧縮時の火花が引火、爆発したらしい。
破砕機は金属ゴミを細かく砕く設備で、爆発が起きた際に本体が破損しないようプラスチック製のフードで覆った「爆風逃がし口」が設けられている。
同市は、ガスの入った缶は必ず穴を開けてからゴミに出すよう呼びかけている。
出典:毎日新聞社